朝、ちょっとした出来事に遭い、自分の心の中の電卓をはじいているわずか一瞬の間に、なんとも言えないバツの悪いことになってしまい、一日中自己嫌悪に捕らわれてしまった。
「常識的に正しい」ことが恥ずかしいなどと思って、どうしようか逡巡するくらいなら、いっそのことやってしまえばいいのに、どうしてこんなことでまごまごするのだろう、とバツの悪さをずーっとひきずって一日を過ごした。
そんな「常識的に正しい」所を人に見られず、「非常識」な面をたくさんの人に見せてしまった、という生臭いことを考えているという自分に、あふれるほどのイヤ気が支配している。
普段きちんとしている人が、たまたま「いいや」という気持ちになって不真面目な一面を見せている時に、その時にたまたま出会ってしまった人は、その人をずっとルーズな人とみなしてしまう、というような、あの時の感じ。
いずれにせよ、そんなことまで例に出して深く考えてしまう、自分の心の生臭さに、昨日は一日中包まれて過ごしていた。
常識的に行動出来なかったという、自分を良く見せたいとしてしまう感情は、魚が腐ったような生臭い臭いで包まれている。
どうして、ついこんな計算ばかりしてしまうのだろう。
一ノ関圭氏の「鼻紙写楽」の新作を読んだ。やはり氏は最高にいい。早く単行本にならないかと、ずーーーっと待ちこがれている。
私もちょっと島田のお姉さんを描いてみる。が、氏の足元には100万光年及ばない。
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![b5.png](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/1e195172ed3b2293ea3115c9de667ccc/1192457093?w=350&h=418)
小林繁繋がりで、アンダースローを描いてみた。でもなぜか近鉄のユニフォーム。アンダースローの投手って、ホントに少なくなったなぁ。
クライマックスシリーズ、日ハムが勝って王手をかけた。明日の第4戦はどっちに軍配があがるのだろう。とはいえ、近鉄が無くなって以来、とんと野球はご無沙汰だわ。ちなみにこの絵は、ロッテのサブマリン渡辺俊介氏の投球フォームを参考にしました。
黄桜のCM、やってくれたなぁ~。「空白の一日」の小林&江川。初めてニュースでとりあげられた時、思わず見入ってしまった。昔むかし、ドラフトでパンチョ伊東氏があの独特な声で「クラウンライター・江川卓」と朗々と読み上げたような記憶だけがあるんだが。は~、ええもん見せてもらってるわぁ。続編があるらしい。期待大!
ちなみに、阪神も巨人も全然興味無いけど、昔一度だけ甲子園に行ったことがある。その時のピッチャーは、阪神マイク仲田、巨人江川。驚くほど気のない試合展開に、私はあぜんとした。あれほどまでに出すなと言った川藤のみごとなまでの三振っぷり。あろうことか、私は居眠りに興じてしまった。そして試合が終わった。1対0で巨人の勝ち。そのたった1点はホームランで得たものであった。あまりのゆるゆるとした試合展開で、そのホームランが誰が打ったものかも覚えておらず、私の心は空虚だった。そして私はたった一言「やっぱり近鉄が一番やな…」とぽつりとつぶやいて、球場を後にしたのであった。
-完-
…なにこれ(汗)?